SDAと宗教統一運動14
7.SDAと世界教会協議会(WCC)
ニューヨークタイムズ誌は次のように発表した。
「世界教会協議会(WCC)は今日、9名のローマ・カトリック教会の神学者たちを重要な神学委員会である「信仰と秩序委員会」の委員として受け入れた。・・・セブンスデー・アドペンチスト教会を含めて、他の非会員教団の6名の代表者たちも、同様に委員会のー員として受け入れた。」-New York Times[USA]、1968年7月12日
また、SDA教会の出版物は次のように語っている。
「1965年から世界教会協議会(WCC)とSDAとの間に対話があった。・・・1965年からSDAの世界総会は、他の国際的な諸教団の教会によって世界教会協議会(WCC)の一員として認定されている。毎年開催される世界教会協議会(WCC)にアドベンチスト教会の参加は良い結果をもたらしている。 ・・・堅固な信仰と宗教的目的に背かない限り、良心的な協力は必要不可欠である。」-Adventecho[German SDA paper]、1973年2月15日
上記に引用した文章の中で、読者は、教会が巻き込まれているわなについて気づくことであろう。この出来事について起きている事柄がすべて出版されているのでも、知らされているあらゆる事柄が私たちの注意を引くのでもない。しかし限定されている証拠であっても、実際的に危険な状態が存在していることは表されている。多くの背教について、嘆き悲しんでいるSDAの信徒たちは、禁止されている事柄の最終結果がどうなるかについて驚いている。このような状況において、次の預言の霊のあかしは非常に意味深長な警告であることがわかるであろう。
「教会は神の律法に服従するように世を導く代わりに、神の律法を犯すことによってますます密接に世と結合している。教会は日ごとに世に転向しつつある」(教会への証8巻119頁)。「大いなる純潔を主張しながらも、世俗と一致している人々が、常に真理の運動に反対していた人々と合同するように訴える時に、われわれは彼らを恐れ、ネヘミヤのように断固として回避しなければならない」―国と指導者下巻p.260
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