「主がこの所におられる」

「ヤコブは眠りからさめて言った、『まことに主がこの所におられるのに、わたしは知らなかった』。そして彼は恐れて言った、『これはなんという恐るべき所だろう。これは神の家である。これは天の門だ』。」(創世記 28:16, 17) 神に真の崇敬の念を抱くとい…

「キリストを通して神に」

「すなわち、神はキリストにおいて世をご自分に和解させ、その罪過の責任をこれに負わせることをしないで、わたしたちに和解の福音をゆだねられたのである。」(第二コリント5:19) 聖なる歴史のすべてのページは、主の選ばれた民達に対する神の扱われ方が記…

「すべての時代のための一つの計画」

「確かに、主イエスのめぐみによって、われわれは救われるのだと信じるが、彼らとても同様である。」(使徒行伝15:11) 主の真理は、各時代の主の民たちの必要に答えるため、ちがった発展はしてきたが、あらゆる時代を通して、同一のものである。旧約時代に…

「兄弟愛のくさり」

「神を敬い義を行う者はどの国民でも受けいれて下さることが、ほんとうによくわかってきました。」(使徒行伝10:35) イエスが教えられた聖書の宗教は、自己中心的排他性、個人的な快楽の中には存在しない。それは愛の行動の実践、他人に最大の善をもたらすこ…

「キリストにある信徒の平等性」

「あなたがたはみな、キリスト・イエスにある信仰によって、神の子なのである。…もはや、ユダヤ人もギリシヤ人もなく、奴隷も自由人もなく、男も女もない。あなたがたは皆、キリスト・イエスにあって一つだからである。」(ガラテヤ3:26,28) 「結合の秘訣は…

「全人類に対するキリストの祝福」

「すべての人を照すまことの光があって、世にきた。」(ヨハネ1:9) キリストの恵みは、少数の人だけに限られるものではない。キリストによって天からもたらされた恵みと許しの使命は、すべての人に伝わるべきである。私達の救い主は、「わたしは世の光である…

「すべての光の源」

「イエスは、また人々に語ってこう言われた、『わたしは世の光である。わたしに従って来る者は、やみのうちを歩くことがなく、命の光をもつであろう。』」(ヨハネ8:12) ナザレのイエスは、ご自身を世の光であると、宣言された。あなたがたは、主をどのよう…

「すべての危急に対する備え」

「わたしたちは、こんなに尊い救をなおざりにしては、どうして報いをのがれることができようか。この救は、初め主によって語られたものであって、聞いた人々からわたしたちにあかしされ、」(ヘブル2:3) 救いの天の創始者は、どんな不完全さをも、ご計画の中…

「天を喜ぶ方法」

「また、それらのものによって、尊く、大いなる約束が、わたしたちに与えられている。それは、あなたがたが、世にある欲のために滅びることを免れ、神の性質にあずかる者となるためである。」(第二ペテロ1:4) 私達に豊かな約束を与えようとする神のご計画は…

「主のご品性に従って形作られること」

「わたしたちはみな、顔おおいなしに、主の栄光を鏡に映すように見つつ、栄光から栄光へと、主と同じ姿に変えられていく。これは霊なる主の働きによるのである。」(第二コリント3:18) もしある人が、人間の不完全さから目を離してイエスを見つめるならば、…

「いいかげんに扱うべきではない人生」

「だから、わたしたちひとりびとりは、神に対して自分の言いひらきをすべきである。」(ローマ14:12) 神の祝福を受けた者として、理性の力、知性、判断力を持っている私達すべては、神に対する私達の責任を認めるべきである。神が私達に与えて下さった人生に…

「まくことと刈ること」

「まちがってはいけない、神は侮られるようなかたではない。人は自分のまいたものを、刈り取ることになる。すなわち、自分の肉にまく者は、肉から滅びを刈り取り、霊にまく者は、霊から永遠のいのちを刈り取るであろう。」ガラテヤ6:7,8 「肉にまくというの…

「大望の最高の目標」

「朽ちる食物のためではなく、永遠の命に至る朽ちない食物のために働くがよい。これは人の子があなたがたに与えるものである。父なる神は、人の子にそれをゆだねられたのである。」(マタイ6:27) 私達は、大望を持った人に、クリスチャンになりたいならば、…

「人生の義務を果たすこと」

「すなわち、わたしたちのうち、だれひとり自分のために生きる者はなく、だれひとり自分のために死ぬ者はない。」(ローマ14:7) 「神に対する、そしてわたしの友に対するわたしの人生は、どんなものであろうか」と自分に問いなさい。だれ一人、自分のために…

「訓戒者であり友である」

「ユダについては、こう言った、『主よ、ユダの声を聞いて、彼をその民に導きかえしてください。み手をもって、彼のために戦ってください。彼を助けて、敵に当らせてください。』」 人生は航海のようなものである。私達には嵐や晴天がある。しかし、私達は、…

「神が用いられる生涯」

「すべてわが名をもってとなえられる者をこさせよ。わたしは彼らをわが栄光のために創造し、これを造り、これを仕立てた。」(イザヤ43:7) 私達の生涯は主のものであり、私達が十分には理解していない責任を授けられている。自我という糸が、織物の中に織り…

「あずけられた資本」

「そこでイエスは彼らに言われた、『もうしばらくの間、光はあなたがたと一緒にここにある。光がある間に歩いて、やみに追いつかれないようにしなさい。やみの中を歩く者は、自分がどこへ行くのかわかっていない。』」(ヨハネ12:35) これは真理を信じてい…

「最も有利な投資」

「わたしはあなたをほめたたえます。あなたは恐るべく、くすしき方だからです。あなたのみわざはくすしく、あなたは最もよくわたしを知っておられます。」(詩篇139:14) 「この世でただ一度だけの人生が私達に与えられているので、『自分の人生が最も利益を…

「人生最上のもの」

「盗人が来るのは、盗んだり、殺したり、滅ぼしたりするためにほかならない。わたしがきたのは、羊に命を得させ、豊かに得させるためである。」(ヨハネ10:10) 私達の人生のあらゆる瞬間は、真剣な現実である。人生は遊びではない。それは恐ろしい程の重要…

「キリストの価の高い宝石」

「万軍の主は言われる、彼らはわたしが手を下して事を行う日に、わたしの者となり、わたしの宝となる。また人が自分に仕える子をあわれむように、わたしは彼らをあわれむ。」 天の王国は「高価な真珠一個を見い出すと、行って持ち物をみな売り払い、そしてこ…

「価をつけることのできない真珠」

「また天国は、良い真珠を捜している商人のようなものである。高価な真珠一個を見いだすと、行って持ち物をみな売りはらい、そしてこれを買うのである。」 この高価な真珠は、畑に隠されている金のように、キリストの価をつけることのできない宝をあらわして…

「淵にかけられた橋」

「イエスは彼に言われた、『わたしは道であり、真理であり、命である。だれでもわたしによらないでは、父のみもとに行くことはできない。』」 「イエスが『わたしは道であり、真理であり、命である』と仰せになった時、彼は素晴らしい意味深い真理を述べられ…

「信心の奥義」

「 それだけではなく、御霊の最初の実を持っているわたしたち自身も、心の内でうめきながら、子たる身分を授けられること、すなわち、からだのあがなわれることを待ち望んでいる。」 このすばらしい価のつけられない賜物が与えられる前、天は、測ることので…

「イエスは私達をつかんでおられる」

「わたしの羊はわたしの声に聞き従う。わたしは彼らを知っており、彼らはわたしについて来る。わたしは、彼らに永遠の命を与える。だから、彼らはいつまでも滅びることがなく、また、彼らをわたしの手から奪い去る者はない。」(ヨハネ10:27,28) 天の法廷に…

「どのような嵐にも安全」

「この望みは、わたしたちにとって、いわば、たましいを安全にし不動にする錨であり、かつ『幕の内』にはいり行かせるものである。その幕の内に、イエスは、永遠にメルキゼデクに等しい大祭司として、わたしたちのためにさきがけとなって、はいられたのであ…

「完全な救済」

「そこでまた、彼は、いつも生きていて彼らのためにとりなしておられるので、彼によって神に来る人々を、いつも救うことができるのである。」(ヘブル7:25) とりなしとはなんであろうか。それは有限な人間を無限な神のみ座に結びつける金の鎖である。キリス…

「イエスがとりなしをされる時」

「ところが、キリストは、ほんとうのものの模型にすぎない、手で造った聖所にはいらないで、上なる天にはいり、今やわたしたちのために神のみまえに出て下さったのである。」(ヘブル9:24) 私達の尊い贖い主は、私達の仲保者として天父の前に立っておられる…

私達の性質を着た助け主

「わたしの子たちよ。これらのことを書きおくるのは、あなたがたが罪を犯さないようになるためである。もし、罪を犯す者があれば、父のみもとには、わたしたちのために助け主、すなわち、義なるイエス・キリストがおられる。」(第一ヨハネ2:1) 私達のために…

「絶え間ない犠牲の供え物」

「だれが、私達を罪に定めるのか。キリスト・イエスは、死んで、否、よみがえって、神の右に座し、また、私達のために執り成して下さるのである。」(ローマ8:34) イエス・キリストは、祭壇の前にいつも立っておられ、世の罪のために絶え間なく犠牲をささげ…

「ご自分の勝利を宣言される勝利者」

「そこで、イエスは、神のみまえにあわれみ深い忠実な大祭司となって、民の罪をあがなうために、あらゆる点において兄弟たちと同じようにならねばならなかった。」 イスラエルの大祭司について聖書は「アロンが聖所にはいる時は、さばきの胸当にあるイスラエ…