2011-06-01から1ヶ月間の記事一覧

「ハンナとサムエルの幼少期」

「わらべサムエルは育っていき、主にも、人々にも、ますます愛せられた。」(サムエル記上2:26) 主に自分の子供をお捧げするというハンナの誓いは、子供を聖所に差し出すことのできる年齢になったとき、遅れることなく果たされた。彼女は、知性の芽生えるご…

「個人的な献身が必要」

「だから、愛する兄弟たちよ。堅く立って動かされず、いつも全力を注いで主のわざに励みなさい。主にあっては、あなたがたの労苦がむだになることはないと、あなたがたは知っているからである。」(コリント第一15:58) わたしたちの中に聖霊の感化が大いに…

「父親としてのアブラハムの模範」

「わたしは彼が後の子らと家族とに命じて主の道を守らせ、正義と公道とを行わせるために彼を知ったのである。これは主がかつてアブラハムについて言った事を彼の上に臨ませるためである」(創世記18:19) アブラハムについては、「彼は『神の友』と唱えられ…

「父から子に手渡される偉大な真理」

「王は[ヨセフを]その家のつかさとしてその所有をことごとくつかさどらせ、その心のままに君たちを教えさせ、長老たちに知恵を授けさせた。」(詩篇105:21, 22) ヨセフは、少年時代に、神を愛しおそれることを教えられた。シリヤの星空のもとに張られた天…

「家庭における快活さは幸せを促進する」

「ここちよい言葉は蜂蜜のように、魂に甘く、からだを健やかにする。」(箴言16:24) 母は快活な、満足した、愉快な性質を養うべきである。そのために払う努力はすべて子供の肉体の健康と道徳的性質の上に豊かに報いられる。快活な精神はその家族の幸福を増…

「礼儀が家庭で統治すべきである」

「愛には偽りがあってはならない。……互にいつくしみ、進んで互に尊敬し合いなさい。」(ローマ12:9、10) 「兄弟の愛をもって互にいつくしみ」という命令に教えられている原則は、家庭の幸福の基礎そのものに敷かれている。クリスチャンの礼儀がすべての家庭…

「愛という絆で一つになった家族」

「彼女は口を開いて知恵を語る、その舌にはいつくしみの教がある。」(箴言31:26) 母親が自分の子供の良い行いをほめる言葉を語ることができる時はいつでも、そうすべきである。彼女は是認の言葉と愛のまなざしによって彼らを励ますべきである。これらは子…

「子供たちに神と共に働く者となることを教えなさい」

「主の道は直く、正しき者はこれを歩む。」(ホセア14:9) クリスチャンの生涯において、この世の事柄、誇り、ぜいたく、自己放縦という偶像の余地はない。神は利己的な目的で使うために目を形造られたのではなかった。神はわたしたちが救い主をこのお方のみ…

救いの7千年史 第2章 「代々にわたってこの世から隠されてきた御言葉の奥義」

平和の一致―福音の宣言 御父と御子の間にあった「平和の一致」の結果、「その言の奥義は、代々にわたってこの世から隠されていた(コロサイ1:26)」秘密を公開された。「わたしは恨みをおく、おまえと女とのあいだに、おまえのすえと女のすえとの間に。彼…

「有益な仕事はゲームより良い」

「神はわたしに力を帯びさせ、わたしの道を安全にされました。」(詩篇18:32) 男も女も教育し、自分の子供たちを誤った流行的な習慣とは関係なく育てるように、また彼らに有益な者となることを教えるようにさせなさい。娘たちは母親の下で、有益な仕事、単…

ダニエル書講解5

卒業試験とその結果 「この四人の者には、神は知識を与え、すべての文学と知恵にさとい者とされた。ダニエルはまたすべての幻と夢とを理解した。さて、王が命じたところの若者を召し入れるまでの日数が過ぎたので、宦官の町は彼らをネブカデネザルの前に連れ…

「家庭における優しさと忍耐」

「母のその子を慰めるように、わたしもあなたがたを慰める。」(イザヤ66:13) 家庭はすべての天の恵みが発達できる場所である。主は、家庭の宗教を培う家族や、また讃美と快活の精神に満ちた家族と共に宿ることを喜ばれる。主の民はキリストの宗教の根底に…

「神のいつくしみ深さを反映すべき家族」

「父がその子供をあわれむように、主はおのれを畏れる者をあわれまれる。」(詩篇103:13) 天の日光をあなたの会話の中に持ち込みなさい。励まし元気づける言葉を語ることによって、あなたはキリストの義の日光があなたの魂に宿っていることをあらわす。子供…

「幼年期の訓練が子供たちの将来の経験を決定する」

「『あなたの父と母とを敬え』。これが第一の戒めであって、次の約束がそれについている、『そうすれば、あなたは幸福になり、地上でながく生きながらえるであろう』。」(エペソ6:2~3) 子供たちが幼年時代に受けた指導と訓練にどれほどの多くのことがかか…

「家庭礼拝はなおざりにされてはならない」

「わたしたちにすべての物を豊かに備えて楽しませて下さる神に、のぞみをおくように」(テモテ第一6:17) わたしたちはもし自分たちの家庭生活と社会の交わりがクリスチャン宗教の原則によって支配され、キリストの柔和と単純さを例証しているならば、もっと…

「聖書は家族にとって神のみ声である」

「見よ、子供たちは神から賜わった嗣業であり」(詩篇127:3) 親に改革が必要であり、牧師に改革が必要である。彼らの家庭に、神が必要である。もし彼らが変化を希望するならば、彼らの家庭に神の言葉を入れ、その勧告に従わなければならない。それは、彼ら…

「礼拝において神の案内書を研究する」

「あなたは真理の言葉を正しく教え、恥じるところのない錬達した働き人になって、神に自分をささげるように努めはげみなさい。」(テモテ第二2:15) 聖書は子供を取り扱う上の指導書です。親がもし望むなら、この中には子供が何の過ちも犯さないように、子供…

「両親は自分の子供たちに勧告を与えるべきである」

「わが子よ、悪者があなたを誘っても、それに従ってはならない。」(箴言1:10) 親は子供たちが親に信頼を置くように、また彼らの心の内にある悲しみや、日常生活の小さなわずらいや試練を親に打ち明けて心の重荷を下ろすようにと奨励すべきである。もし彼ら…

「牧師は家庭生活において忠実でなければならない」

「子をその行くべき道に従って教えよ、そうすれば年老いても、それを離れることがない。」(箴言22:6) 父親は家族の祭司である。彼の妻子の魂は、神の所有物として、彼にとって最高の価値を持つべきである。であるから、彼は彼らの品性形成を忠実に導くべき…

「祭司としての父親、教師としての母親」

「わが子よ、あなたは父の教訓を聞き、母の教を捨ててはならない。」(箴言1:8) キリストの心のうちにある愛がわたしたちの心のうちになくてはならない。それは、わたしたちがそれを周囲にいる人たちに表すことができるためである。わたしたちは日毎に神の…

「子供はよく均整の取れた品性を発達させるべき」

「主は高くいらせられ、高い所に住まわれる。……また主は救と知恵と知識を豊かにして、あなたの代を堅く立てられる。主を畏れることはその宝である。」(イザヤ33:5, 6) 予想し得る不都合な感化のあらゆるものから、子供たちを守りなさい。なぜなら、子供は…

「宗教の光に子供たちを導く父親」

「主が家を建てられるのでなければ、建てる者の勤労はむなしい。」(詩篇127:1上句) 父親が自分の子供に対する義務を理解し、それに着手することができるため、父親の道徳上の感性を目覚めさせるために、わたしたちは何を言うことができるであろうか。この…

「父親は子供ともっと時間を過ごすべき」

「父たる者よ。子供をおこらせないで、主の薫陶と訓戒とによって、彼らを育てなさい。」(エペソ6:4) わたしたちは、母親の働きと伝道の重要性を強調するかたわら、子供の躾における、夫であり父親である人の責任と義務を軽く見て、見過ごしにすべきではな…

「妻と母親の力、キリスト」

「その子らは立ち上がって彼女を祝し、その夫もまた彼女をほめたたえて言う、」(箴言31:28) 家庭という機械の輪が常に円滑に回るわけではないというのは事実である。家庭には忍耐を試し、力に重い負担をかけることが多くある。母親に支配力のない生活環境…

「従順を教えるべき両親」

「子たる者よ。主にあって両親に従いなさい。これは正しいことである。」(エペソ6:1) 子供たちに、自分の能力は神に名誉と栄光を帰すために与えられているのだということを教えるべきである。この目的のために子供たちは従順という教訓を学ばなければなら…

「キリストは両親の重荷を取り除かれる」

「すべて重荷を負うて苦労している者は、わたしのもとにきなさい。あなたがたを休ませてあげよう。……わたしのくびきを負うて、わたしに学びなさい。そうすれば、あなたがたの魂に休みが与えられるであろう。」(マタイ11:28, 29) クリスチャンの母親の働き…

「キリストは必要としている者に恵みを与えられる」

「われらのむすこたちはその若い時、よく育った草木のようです。われらの娘たちは宮の建物のために刻まれたすみの柱のようです。」(詩篇144:12) 母親が創造主に負っている最初の、そして最も急を要する義務は、このお方が自分に与えて下さった子供たちを、…

「天の全能者に寄り頼む」

「われらの神、主の恵みを、われらの上にくだし、われらの手のわざを、われらの上に栄えさせてください。われらの手のわざを栄えさせてください。」(詩篇90:17) あなたの子供たちは、愛情に満ちたキリストのような精神を養い、自分たちの怒りっぽい気質を…

「不信心者が抵抗することのできない論拠」

「光のある間に、光の子となるために、光を信じなさい。」(ヨハネ12:36上句) 秩序のあるクリスチャン家族は不信心者が抵抗することのできない論拠である。不信心者は難癖をつけるすきがない。そして、そのような家庭の子供は、不信心者の詭弁に立ち向かう…

「クリスチャン家庭の影響」

「わたしに従って来る者は、やみのうちを歩くことがなく、命の光をもつであろう。」(ヨハネ8:12) わたしたちの時間、力強さ、エネルギーは神に属しているので、これらが神の奉仕に捧げられているなら、わたしたちの光は輝く。わたしたちの光は、わたしたち…