2014-05-01から1ヶ月間の記事一覧

「救い主と共にいなさい」

「ところが、祭が終って帰る時、少年イエスはエルサレムに居残っておられたが、両親はそれに気づかなかった。」(ルカ2:43) キリストのご生涯のたった一つの行為といえども、重要でないものはない。主のご生涯のあらゆる出来事は、将来主に従う者達の益のた…

「宮にいた子供」

「私が自分の父の家にいるはずのことを、ご存じなかったのですか。」(ルカ2:49) キリストが十二才になられた時、彼は過越の祭に出席するために両親と共にエルサレムに行かれた。そしてその帰りに彼は群衆の中ではぐれてしまった。ヨセフとマリヤは三日間主…

「若い人々にたいする光」

「幼な子は、ますます成長して強くなり、知恵に満ち、そして神の恵みがその上にあった。」(ルカ2:40) イエスの模範は分別盛りの人々に対してと同様に若い人々に対する光である。なぜなら、主の少年時代と、青年時代は一つの代表であった。主の幼年時代から…

「ベツレヘムの幼子」

「きょうダビデの町に、あなたがたのために救い主がお生れになった。このかたこそ主なるキリストである。あなたがたは、幼な子が布に、くるまって飼葉おけの中に寝かしてあるのを見るであろう。それが、あなたがたに与えられるしるしである。」(ルカ2:11,12)…

「人間の肉体を取られた神」

「そして言は肉体となり、私達のうちに宿った。私達はその栄光を見た。それは父のひとり子としての栄光であって、恵みとまこととに満ちていた。」(ヨハネ1:14) 私達は、深淵な事柄を学ほうと思うなら、地において、あるいは天において、かつて起こった最も…

「生ける水」

「みな同じ霊の飲み物を飲んだ。すなわち、彼らについてきた霊の岩から飲んだのであるが、この岩はキリストにぽかならない。」(第一コリント10:4) キリストは二つの型を結合されている。彼は岩であり、生きた水である。 この同じ美しく、意義深い象徴が、聖…

「打たれた岩」

「『見よ、わたしはホレブの岩の上であなたの前に立つであろう。あなたは岩を打ちなさい。水がそれから出て、民はそれを飲むことができる。』モーセはイスラエルの長老達の目の前で、そのように行った。」(出エジプト17:6) 荒野におけるイスラエル人のかわき…

「前もって示されたキリストの初臨」

「信仰によって、モーセは、成人した時、パロの娘の子と言われることを拒み、罪のはかない歓楽にふけるよりは、むしろ神の民と共に虐待されることを選び。」(ヘブル11:24,25) モーセに王座が確保されていた時、神の御言は、彼の同胞を最低の身分と奴隷に圧…

「神秘のはしごであられるキリスト」

「時に彼は夢をみた。一つのはしごが地の上に立っていて、その頂は天に達し、神の使達がそれを上り下りしているのを見た。」(創世記28:12) 自分の家を出た放浪者としてのヤコブの経験は、彼が神秘的なはしごを示された時、…救いの計画に関する偉大な真理を教…

「キリスト―象徴であるイサク」

「信仰によって、アブラハムは、試練を受けた時、イサクをささげた。すなわち、約束を受けていた彼が、そのひとり子をささげたのである。この子については、『イサクから出る者が、あなたの子孫と呼ばれるであろう』と言われていたのであった。」(ヘブル11:1…

「本当に驚くべき愛」

「神はそのひとり子を賜ったほどに、この世を愛して下さった。それは御子を信じる者がひとりも滅びないで、永遠の命を得るためである。」(ヨハネ3:16) 人類の贖いの働きを遂行される時、み父はご自分のみわざの成就に必要なものは、どんなに大切なものであ…

「あらわされた神のご品性」

「しかし、まだ罪人であった時、私達のためにキリストが死んで下さったことによって、神は私達に対する愛を示されたのである。」(ローマ5:8) 人間の堕落は、その結果もすべて含めて、全能の神に隠されはしなかった。あがないはあとからの思いつき、つまりア…

「希望の星」

「見よ、世の罪を取り除く神の小羊。」(ヨハネ1:29) 堕落した人間に対して、無限の犠牲を通して救いが提供されるという計画が現わされた。神の愛する御子の死以外に、人間の罪を贖うことはできなかった。そしてアダムは、罪人の為にそのような、償いを用意…

「魂に入れてくださった神の恨み」

「わたしは恨みをおく。おまえと女とのあいだにおまえのすえと女のすえとの間に。彼はおまえのかしらを砕き、おまえは彼のかかとを砕くであろう。」(創世記3:15) アダムとエバは、罪が招いた判決を待ちながら、神の前に犯罪者として立っていた。しかし、彼ら…

「罪の神秘」

「わたしはあなたを油そそがれた守護のケルブと一緒に置いた。・‥あなたは造られた日から、あなたの中に悪が見いだされた日まではそのおこないが完全であった。」(エゼキエル28:14,15) 罪の存在を理由づけようとして、罪の起源を説明することは、不可能であ…

「宇宙にとって悲しむべき日」

「このようなわけで、ひとりの人によって、罪がこの世にはいり、また罪によって死がはいってきたように、こうして、すべての人が罪を犯したので、死が全人類にはいり込んだのである。」(ローマ5:12) わたしたちの最初の両親が、エデンの美しい園に置かれた時…

「創造における共労者」

「神はまた言われた、『われわれのかたちに、われわれにかたどって人を造り、これに海の魚と、空の鳥と、家畜と、地のすべての獣と、地のすべての這うものとを治めさせよう。』神は自分のかたちに人を創造された。すなわち、神のかたちに創造し、男と女とに創…

「『わたしは有る』という偉大な方」

「イエスは彼らに言われた『よくよくあなたがたに言っておく。アブラハムの生れる前からわたしは、いるのである』。」(ヨハネ8:58) 「わたしは有る」という言葉は永遠の臨在を意味しており、過去、現在、将来において神と等しくあられることである。主は過…

「永遠の言葉キリスト」

「初めに言があった。言葉は神と共にあった。言は神であった。この言は初めに神と共にあった。すべてのものは、これによってできた。できたもののうち、一つとしてこれによらないものはなかった。」(ヨハネ1:1-3) 言であり、神のひとり子であられるキリスト…

「表面的知識では十分ではない」

「神は彼らに、異邦人の受くべきこの奥義が、いかに栄光に富んだものであるかを、知らせようとされたのである。この奥義は、あなたがたのうちにいますキリストであり、栄光の望みである。」(コロサイ1:27) 神のみ言葉には私達が理解していない多くの奥義が…

「だれが神を知ることができるか」

「あなたは神の深い事を窮めることができるか。全能者の限界を窮めることができるか。」(ヨブ11:7) 私達は探し求めることによって、神を見出すことはできない。しかし父の栄光の輝きであり、神の本質の真の姿である御子において神はご自身を表わしておられる…

「読書」

「多くの書籍を研究のために集める事は、あまりにもしばしば、神と人 間との間に、思考力を弱め、既に得たものを吸収できないようにする大 量の知識を、さしはさむ。頭脳が消化不良を起こすのである。人間は、 これらの多くの著書と、命のみ言葉との間を正し…

「知恵のはじまるところ」

「主を恐れることは知恵のもとである。聖なる者を知ることは、悟りである。」(蔵言9:10) 人間にそうなるようにと神が与えられた能力と、人間が実際に到達する卓越さの間には大きな相違がある。(RH1883年9月25日) 神のみ言葉は、人間が到達することのでき…

「倉の鍵を開けなさい」

「すなわち、聖徒達のうちで最も小さい者である私にこの恵みが与えられたが、それは、キリストの無尽蔵の富を異邦人に宣べ伝え。」(エペソ3:8) 神のみ言葉には、私達が全生涯をかけて探求することのできる豊かな真理の鉱脈がある。しかも私達はその尊い貯え…

「必要条件と約束」

「もし、あなたがたが快く従うなら、地の良き物を食べることができる。」(イザヤ1:19) わたしたちはキリストのそば近くを一瞬一瞬注意深く歩む必要がある。キリストの御霊と恵み、愛によって働き魂を清める信仰が人生において必要である。わたしたちは、神が…

「聖霊の力のもとで」

「主なる神の霊がわたしに臨んだ。これは主がわたしに油を注いで、貧しい者に福音を宣べ伝えることをゆだね」(イザヤ61:1) キリストは人々のいるところで彼らに会われた。このお方は最も力のこもったしかも単純な言葉で彼らの思いにはっきりとした真理を示さ…

「任務と慰め主」

「人々があなたがたを連れて行って引きわたすとき、何を言おうかと、前もって心配するな。その場合、自分に示されることを語るがよい。語る者はあなたがた自身ではなくて、聖霊である。」(マルコ13:11) わたしたちはまだまだしきりに自分の嘆願をもってせが…