「だれがふさわしいか」

  「知恵ある者は、誉を得る。」(箴言3:35)

 「神は、神の律法と一致した品性を選ばれるのであるから、だれでも神の要求される標準に達する者は、栄光の王国にはいることができる。キリストご自身はこう言われた。『御子を信じる者は永遠の命をもつ』(ヨハネ3:36)。『わたしにむかって「主よ、主よ」と言う者が、みな天国にはいるのではなく、ただ、天にいますわが父の御旨を行う者だけが、はいるのである』(マタイ7:21)。そして、主は、黙示録のなかで言われる。『いのちの木にあずかる特権を与えられ、また門をとおって都にはいるために、自分の着物を洗う者たちは、さいわいである』(黙示録22:14)。人間の最後の救いについて、み言葉の中にあらわされている選びとは、これだけである。
 おそれおののいて自分の救いを達成しようとする者はみな選ばれている。武具をまとって、信仰のよき戦いをする者は選ばれている。目をさまして祈り、み言葉を研究し、誘惑からのがれる者は選ばれている。常に信仰を持ち、神のみ口から出るすべてのことばに従おうとする者は選ばれている。贖罪に必要なことがらはすべての者に無代で与えられている。贖罪の成果は、条件に応じる者に与えられる。」(人類のあけぼの上巻227)
 サタンは、神の語られたことを人々に曲解させ、心をくもらせ、理解力を暗くして、彼らを罪に陥れようと絶えず働きかけている。であるから、主は、この点を明確にし、だれもご自分の要求をまちがえることがないように、明らかにしておられるのである。神は、サタンが、神の民に残忍で欺瞞的な力を及ぼさないように、絶えず彼らをご自分の保護の下に引き寄せようとしておられる。神はおそれ多くもご自身の声で彼らに語り、ご自身の手で生きたみ言葉をお書きになった。生命力が満ちて、真理の光を放っているこれらの祝福の言葉は、完全な指針として人に与えられているのである。……
 聖書のどの章どの節も、神からの人類への伝達である。……われわれがそれを学んで従うときに、イスラエル人が、昼は雲の柱、夜は火の柱で導かれたように、それは神の民を導くのである。」(同下巻127,128)

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