「わたしたちの敵よりも、もっと力強く権威ある方」

 「栄光の王とはだれか。強く勇ましい主、戦いに勇ましい主である。」(詩篇24:8)

 「キリストは全世界を救うほど強く、すべての者を望まれた。この方は人間が失われなければならないという思想に耐えることができなかった。サタンの力によって死んで横たわっているすべての人を救うことができないゆえに、ラザロの墓で涙を流された。このお方は、多くの人々のために、神への忠誠に立ちかえるという特権を行使しようとしないすべての者のためにさえ、ご自身を贖いの供え物とされた。・・・ラザロを死からよみがえらされたとき、その生命のためにご自分がカルバリーの十字架で身代金を支払わなければならないことを知っておられた。救おうとされたすべての行為はこのお方に最も深い屈辱をもたらすものであった。すべの人間のために死を味わわねばならなかった。
 地上における生涯でキリストは完全な品性を発達させ、み父の戒めに完全に服従された。人間の姿をとってこの世に来られ、律法に従い、人間の病や悲しみ、また罪をご自分が負うことを彼らに表しつつも、ご自分は罪人とはならなかった。パリサイ人の前で、『あなたがたのうち、だれがわたしに罪があると責めうるのか』と言うことがおできになった。罪の汚れは一つとしてこの方に見いだされなかった。世の前にしみのない神の小羊として立たれた。
 ご自分の気高い純潔という光によって、世の贖い主は、人類家族が神の律法に違反することにより、もたらされた病に苦しんでいるのを見ることがおできになった。この方はあらゆる苦しみの源にさかのぼることができた。あらゆる事例の中に、悲しんでいる者、また悔い改めない罪人の恐るべき最後を読み取られた。彼らが落ち込んだ落とし穴から、彼らを救い出すことができるのは、ご自分だけであることを知っておられた。この方だけが罪人の足を正しい道に立たせることができるのであった。この方の完全だけが彼らの不完全のために役立つことができ、この方だけが彼らの裸をご自分の義というしみのない衣でおおうことができた。・・・キリストは救うのに力強い方であり、助けは力強い方であり、助けは力ある方に授けられている。このお方は人を人性の長い腕で抱きかかえ、ご自分の神性で全能のお方をしっかりとつかんでおられる。」(ユース・インストラクター1898年12月29日)

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