「身体の発達において」
「幼な子は、ますます成長して強くなり、知恵に満ち、そして神の恵みがその上にあった。」（ルカ2:40）
「イエスの身体の発達は霊的成長と同じく、『幼な子は、ますます成長して強くなり』という言葉で、わたしたちの前に示されている。子供時代、また青年時代に、身体の成長に対して、注意が払われるべきである。両親は、飲食、衣服、運動について良い習慣を養うよう、子供たちを充分訓練するべきである。そうすれば、将来の健康への良い基礎が築かれるからである。身体の組織は、体力がそこなわれず、最大限に発達さることができるよう、特別に注意を払う必要がある。こうすることにより、子供や青年は有利な立場におかれ、適切な宗教訓練によって、霊的に強くなることができる。・・・
利己的な楽しみにふけることが、身体の健康を保つために必要であると、多くの人が主張する。体を最高に発達させるために変化が必要であるというのは正しい。思いと体は変化によって新たにされ、活気づけられるからである。しかしこの目的は、青年がするようにと要求されている日々の義務を無視して、愚かな楽しみにふけることによって得られるものではない。青年の活動的な思いと手はじっとしてはいられない。そして、もしそれらが発達し、他人を祝福する有益な仕事に向けられていないなら、体と思いの両方に害を及ぼすことになっていることに気付くであろう。」(ユース・インストラクター1893年7月27日)
「イエスが子供と青年の時代に働かれた時、その心と体が発達した。イエスは体力を向こうみずに用いないで、どの方面でも一番よい仕事ができるように、体力を健康に保つような方法で働かれた。」(各時代の希望上巻65)
「イエスの自然の単純な生活は身体の良い性質を発達させ、堅固で、汚れの無い品性を発達させるのに好都合であった。」（ユース・インストラクター1873年9月）
「霊的ばかりでなく肉体的にも、キリストは、神の法則に従うことによって神がすべての人間をこのようなものにしたいとご計画になったものの見本であられた。」(各時代の希望上巻38)
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