「天の宝を共有」
「ただで受けたのだから、ただで与えるがよい｡」（マタイ10:8）
尊い救い主は、律法の教えに生きることの模範を私達に示された。主は、ご自分に従う者たちに、「ただで受けたのだから、ただで与えるがよい」と言われている。私達は天の豊かな富を受けるために、それを直ちに受け入れる心を持つべきである。そして私達の心は、他の人にこれらの豊かな宝を流れ出させるために聞かれているべきである。ああ、私達はキリストの中にとどまる必要がある。そうすれば、私達は、神がご自身の恵みあふれる御霊を私達の兄弟や世に伝える不断の水路となるのである。･‥
私達が、自分自身の救いの輝かしい、そしてはっきりした確信を持つ時、喜びと、歓喜を表わして、イエス・キリストに従う者になるであろう。神の愛の和らげ、穏やかにする感化は、実際の生活に取り入れられて、命から、命に至らせる香りとなって、人々の心に印象を与えるであろう。しかし、荒々しい非難する精神は、もしそれがあらわされると、多くの魂を真理から、敵の陣営に追いやってしまうことになる。これは、厳粛なことである。試みられている人に、忍耐強く接することは、私達に自我との戦いを要求する。しかし、神はイエスを私達に与えられた。そして主を、私達の個人的救い主として信じるなら、全天は私達の求めに応じられる。キリストが買われた財産は、私達の手の届くところにある。欠乏と、不幸と、罪がいたるところに存在している。「ただで受けたのだから、ただで与えるがよい｡」
ああ、人の心は傷つき、無感覚である。
家々は裸で、寒さにさらされている
羊飼いがそのために血を流した小羊達は
おりから迷い出ている捕われ人を放ち
失われた人々を神に連れ帰し
命と平和の道を教えること
それは、キリストの教えに合うことだ。（1etter la 1894）
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