「身体の悪い習慣は頭脳に影響を及ぼす」

 「だから、飲むにも食べるにも、また何事をするにも、すべて神の栄光のためにすべきである。」(コリント第一10:31)


 食物の質と食べる方法は健康に強力な影響を及ぼす。多くの人が……食欲をコントロールしたり、食することに関しての適切な決まりに従うために、断固とした取組みをしたことがない。ある人は食事の時に食べすぎ、ある人は誘惑のあるたびに、食間に何かを食べる。
 食事の習慣に注意深さが必要なことをすべての人の思いに印象づけるべきである。……健康を損なうものを食べることを拒むよう、わたしはすべての人に懇願する。こうした犠牲によって、彼らは主に仕えることができる。
 健康の法則に従う人々は、体の必要と消化の法則に時間と思考を費やす。そして明確な思考力と思いの強さという報酬を受ける。一方で、胃を乱用することによって、自分のクリスチャン経験を台無しにするということも可能である。消化を混乱させるものは、心のより繊細な感覚を麻痺させる影響力を持っている。……健康を損なうあらゆる習慣は思いに作用する。肉体と精神のしっかりした健康を作り上げ、維持するために向けられるその時間は上手に使われているのである。安定した落着いた神経と健康的な循環は、人が正しい原則に従い、良心の声に聞き従う助けをする。……
 頭脳は体の最後の拠り所である。身体上の悪い習慣は頭脳に影響を及ぼし、よい精神訓練……の達成を妨げる。青年が、精神と同じく身体をどのように管理するかという科学に熟達しないかぎり、彼らは成功を収めた学生とはなれない。勉強は精神力の消耗の主な原因ではない。主な原因は、誤った食事、不規則な食事時間、運動不足、健康の法則についての他の点における不注意な怠慢である。わたしたちが健康を保つために、できるかぎりのことをすべて行うなら、その時わたしたちは自分たちの努力を祝福して下さるようにと、信仰をもって神にお願いすることができる。……
 青年は自分の人生を喜ばせることをする自由はないことを教えられねばならない。神はご自分の尊い賜物を軽々しくあしらう人々を罪なしとはされない。人は、力強さや才能、財産、機会という授けられた資質が大きければ大きいほど、その人に置かれた神のみ働きの重荷も大きくなり、神のために行うべきことももっと多くなることを悟るべきである。生涯は聖なる信頼であることを信じるようにと訓練を受けている青年は、遊興の渦の中に、またこの時代の有望な非常に多くの若者をのみ込む犯罪の中に飛び込むことを躊躇するであろう。(両親と教師への勧告297〜300)
 精神力と道徳力は身体の健康にかかっている。(思い、品性、個性1巻61)

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