15「七つの星と七つの燭台」

 「そこで、あなたの見たこと、現在のこと、今後起ろうとすることを、書きとめなさい。あなたがわたしの右手に見た七つの星と、七つの金の燭台との奥義は、こうである。すなわち、七つの星は七つの教会の御使であり、七つの燭台は七つの教会である。」黙示録1:19,20

  再びヨハネはその見た事を書き記すよう命じられた。黙示録はこのようにして記されたものであって、その中には重大な真理と救いの大計画とに関係した諸事件の発展の模様が描写されているのである。勿論その中のある者は過去の事実となったが、また将来に関連したものもあるのである。キリストご自身が、ヨハネに向かって七つの星と七つの金の燭台の示す奥義とを説明されている。忠実に聖書を究める者に対しては、聖霊はこれを助けて、聖書の奥義はあたかも雨の後にこうこうと輝くように、非常に明らかな開示となって彼らに示されるのである。
 「七つの星」とは天使を意味したもの、すなわち教会の使徒である福音宣伝者をさしたものである。キリストはあたかも天空の星を統制されるように福音宣伝者を直接指揮されるのである。この神聖な福音事業に、キリストが直接指導される福音宣伝者を持つ教会の幸いはいかばかりであろう。またもし教会の信徒が燭台の間を歩かれるキリストに忠実に仕え、また清い生涯を送るならば、その教会は光を与えられ、神よりの豊な支持と保護を受け得るのである。全黙示録を通して神とその民の間の関係は密接であり、離れないという大真理が強調されているが、実にキリストはここに示されたように各時代における教会すなわち燭台の間を歩まれるのである。
 本書を正しく理解する者は幸福な新しい経験を味わうであろう。このような人々は常に天の門を望み見て、心の清い者の受ける報償を得るためには、より高い品性の涵養に務めなければならぬことを深く感じることであろう。
 黙示録に示された真理を悟ろうとする為にへりくだってその知恵を祈り求める全ての者に対して、神は豊かな祝福をくだされるのである。本書には不死と天国の事について強調されている。であるから本書を研究する者は「この預言の言葉を朗読する者と、これを聞いて、その中に書かれていることを守る者たち」(黙示録1:3)に約束された天来の潤沢な祝福と、神の深い恩寵に浴するのである。

ブログ村ランキングに参加しています。
もしよろしかったら、クリックお願いいたします。

 ↓↓↓  

にほんブログ村 哲学・思想ブログ プロテスタントへ
にほんブログ村