「宇宙を探検する」

  「わたしたちは、今は、鏡に映して見るようにおぼろげに見ている。しかしその時には、顔と顔とを合わせて、見るであろう。わたしの知るところは、今は一部分にすぎない。しかしその時には、わたしが完全に知られているように、完全に知るであろう。」(コリント第一13:12)

 「『わたしたちは、今は、鏡に映して見るようにおぼろげに見ている』(コリント第一13:12)。われわれは神のみ姿が、自然界のみ業と人間に対する神の取り扱いとに反映しているのを、ちょうど鏡の中に見るように見ている。しかしその時には、中間にうすぐらい幕をはさまずに、顔と顔とを合わせて神を見る。……
 神ご自身が魂にうえつけられた愛と同情とは、そこで最も真実な、最も美しいものとして発揮される。聖者たちとのきよい交わり、聖なる天使たち、及びその衣を小羊の血で洗って白くした各時代の忠実な者たちとの、むつまじい社会生活、『天と地の全家族』を一つに結びつける聖なるきずな―こうしたものが、贖われた者たちの幸福となる(エペソ3:15英語訳)。
 そこでは、不死の者たちが、創造力の驚異、贖いの愛の奥義を、永遠に尽きない喜びをもって研究する。人を誘惑して神を忘れさせるような、残酷で欺瞞的な敵はもういない。……
 宇宙のすべての宝は、贖われた神の民が研究するために開放される。死ぬべき人間という拘束をうけないで、彼らは、はるかに遠い他世界―人間の悲惨な光景を見て悲しみに身を震わせ、一人の魂が救われた知らせに歓喜の歌をひびかせた他世界―へ、疲れも覚えず飛行する。……くもりのない目をもって、彼らは創造の栄光を見つめる。すなわち、もろもろの太陽や星や天体が、おのおのその定められた軌道を通って、神のみ座の周囲を運行しているのを見るのである。最も小さなものから最も大きなものに至るまで、すべてのものの上に、創造主のみ名が書きしるされ、すべてのものらの中に神の力の富が示されている。
 永遠の年月が経過するにつれて、神とキリストについてますます豊かでますます輝かしい啓示がもたらされる。知識が進歩していくように、愛と尊敬と幸福も増していく。人々は神について学べば学ぶほど、ますます神のご品性に感嘆するようになる。イエスが彼らの前に、贖いの富と、サタンとの大争闘における驚くべき功績とをお示しになると、贖われた者たちの心はいっそう熱烈な献身の念に燃え立ち、いよいよ喜びに満たされて黄金の立琴をかき鳴らし、万の幾万倍、千の幾千倍の声が一つになり、賛美の一大コーラスとなって盛りあがる。」(各時代の大争闘下巻465-467)

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