「誘惑に抵抗するために」
「そういうわけだから、神に従いなさい。そして、悪魔に立ちむかいなさい。そうすれば、彼はあなたがたから逃げ去るであろう。」（ヤコブ4:7）
「サタンはまだ誘惑を携えて、人の子らの所へ来る。彼は自分を視界から隠すために、自分が仕えるあらゆる方法を用いるので、これが、非常に多くの人々がその策略に無知な理由である。『あなたは個人的な悪魔を信じますか』という質問された二、三日後、『私は信じます』という答えをした。『そうですか』とその質問者は言った。『わたしはそのような者がいるとは信じません。わたしたちの悪い考えや衝動が私たちの知っている悪魔の全てです。』『でもだれがそのような考えを暗示するのですか。サタンからでなければその考えはどこから起こりますか』と私は尋ねた。・・・・
わたしたちに個人的な救い主がおられるのと同じくらい確かに、わたしたちの歩みを見張り迷わせようとたくらむ個人的な敵、残酷で悪賢い敵がいる。彼は変装により最も効果的に働くことができる。サタンが存在しないという意見を受け入れるところではどこでも、サタンはもっとも忙しいのである。私たちがサタンの存在を少しも感じなければ、彼はわたしたちに対して優位に立つ。非常に多くの青年が知らないでサタンの力に屈伏しているのを見る時、わたしは危機感を感じる。彼らが自分たちの危険を知ったなら、罪人の避難所であるキリストへ避難するであろうに。」（ユース・インストラクター1883年11月21日）
「あなたの生涯を聖なる型である方に従わせることを日々学びつつ、キリストの学校における忠実な生徒であるよう目ざしなさい。あなたの顔を天の方へ向けて、目標を目指して走り、キリスト・イエスにおいて上に召して下さる神の賞与を得ようと努めなさい。クリスチャンの競争を耐え忍んで走りなさい。そしてあらゆる誘惑を克服しなさい。その誘惑は耐え難いものであってもあなたの所に来る。悪魔に立ち向かいなさい。そうすれば彼はあなたがたから逃げ去るであろう。神に近づきなさい。そしてあなたが上へ向かう第一歩を踏み出そうと強く望むなら、神のみ手があなたを助けようと差し出されているのを見出すであろう。あなたが義の太陽の光のうちを歩むか誤謬という暗闇の中を歩むかは、個人的にあなたにかかっている。神の真理は、あなたがたその感化力に自分の魂を清め、精錬することを許す時だけ、あなたにとって祝福となることができる。」（ユース・インストラクター1895年5月30日）
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