「 自制心」

 「わたしはまた、神に対しまた人に対して、良心に責められることのないように、常に努めています。」(使徒行伝24:16 )

 「人格の持つ力には、二つの要素があります。意志の力と自制の力です。多くの青年たちは、抑制されない激しい感情を、人格の強さだと勘違いしています。しかし実際には、感情によって支配される人は弱い人なのです。人間の真の偉大さや気高さは、自分を支配する感情の力によってではなく、自分の感情を押さえる力によって測られます。」(家庭の教育158)
 「わたしたちは自制を失ってはならない。つねに完全な模範であるおかたを見上げよう。気短に、いらいらした調子で話したり、たとえ言葉に出さなくても心の中で怒ったりすることは罪である。わたしたちはキリストを正しく代表するものとして、立派に歩まなければならない。怒りの言葉を口に出すことは、火打石でもう一つの火打石を打つようなもので、すぐに激しい怒りの気持ちを燃え立たせるものである。
 決して栗のいがのようになってはいけない。家庭でとげとげしい、いら立った言葉を口から出してはならない。あなたは天来の客であるイエスをお迎えすると同時に、そこを主とみ使いたちが、一緒に住むことができるような家としなければならない。周囲の人々に、いのちの光であるイエスを表すことができるように、キリストの義、神の霊のきよめ、聖なる美を受けよう。・・・
 名高い一人の皇帝は臨終の床で『わたしがすべての征服の中で今わたしに慰めとなるものがあるとすれば、それはただ一つ、自分の狂暴な気性を制服したことである』と言った。アレキサンダーやシーザーは、自己を征服するよりも世界を征服するほうがはるかにたやすいことを知った。次々に世界の国々を征服して、彼らは倒れたのである。その一人は『不節制の犠牲となり、もう一人は向こう見ずな野心の犠牲となって』倒れたのである。(家庭の教育86,87)
 「クリスチャンのうちにある高貴なものについて最高の証拠は自制心である。」(各時代の希望中6)
 「主のみ働きの中で、あなたは自制心、清められた品位、礼儀正しい態度とふるまいについての教訓を学ぶことのできる学校にいつもいるのである。」(手紙174,1902年)

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