「厳しく試みられたが、人となりは全く、かつ正しかったヨブ」

 「ウヅの地にヨブという名の人があった。そのひととなりは全く、かつ正しく、神を恐れ、悪に遠ざかった。」(ヨブ1:1)

 「神の国の原則である無我の精神は、サタンの憎む原則で、サタンはそういう原則はあり得ないと否定する。大争闘が始まって以来、サタンは神の行為の原則が利己的であることを証拠だてようと努力してきた。彼はまた神に仕えるすべての人に同様な態度で接している。このサタンの主張をはんばくすることがキリストの働きであり、キリストの名を持つすべての者の働きである。・・・
 世界歴史の古い時代に、サタンとこの争闘を交えた一人の人間の一生の記録が残されている。
 人の心をさぐられる神は、ウズの族長ヨブについてこう証言しておられる。『ヨブのように全く、かつ正しく、神を恐れ、悪に遠ざかる者の世にない』と。
サタンは、ヨブをあざけってこう非難した。『ヨブはいたずらに神を恐れましょうか。あなたは彼とその家およびすべての所有物のまわりにくまなく、まがきを設けられたではありませんか。・・・・』
 神はサタンに仰せになった。『見よ、彼はあなたの手にある。ただ彼の命を助けよ』と。
 こうして許しを得たサタンはヨブの所有物を、家畜、僕婢、むすこ娘にいたるまで一切を奪い、さらに『ヨブを撃ち、その足の裏から頭の頂まで、いやな腫物をもって彼を悩ました』とある。
 さらにまた、ヨブの杯にはもっと他のにが味が加えられた。逆境は罪の報いであるとしか考えることのできない人たちは、傷つき重荷を負っているヨブを、お前が悪いことをしたからだと非難して、その苦しみを増し加えた。・・・
 『彼がわたしを試みられるとき、わたしは金のように出て来るであろう』と彼は言った。そしてその通りになった。
 彼は、根強い忍耐をもって自分の品性を擁護し、そしてまた自分の代表している神のご品性を擁護した。このようにして、『主はヨブの繁栄をもとにかえし、そして主はヨブのすべての財産を二倍に増された。・・・・主はヨブの終りを初めよりも多く恵まれた』のである。」(教育173〜177)

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