「神の力に完全に寄り頼む」
「さて、イエスは彼らに答えて言われた、「よくよくあなたがたに言っておく。子は父のなさることを見てする以外に、自分からは何事もすることができない。父のなさることであればすべて、子もそのとおりにするのである。」（ヨハネ5:19）
「イエスは完全な模範であって、このお方の模範に従うのはすべての子供と青年にとって義務であり、特権である。子供時代のイエスが人性をとり、罪の肉のさまで、すべての子供が誘惑されるように、サタンの誘惑を受けられた事を、子供たちの心に留めさせなさい。イエスは天父のみ旨に従い、そのすべての戒めに従順だったので、御父の神の力に寄り頼むことによってサタンの誘惑に抵抗することがおできになった。この方は御父の戒め、指針、律法を守り、たえず神の勧告を求め、その御旨に従順であられた。
イエスのみ足跡に従うのは、すべての子供にとって義務であり特権である。・・・子供たちがあらゆる霊的恵みを主イエスに求め、自分の困惑や試練をみな、救い主のところに持って来ることをイエスは喜ばれる。このお方は、ご自身が子供であった時、子供や青年が受ける試練や失望、困惑にさらされたので、どのように彼らを助けたらよいか知っておられるからである。神の御約束は、大人と同じく、子供、青年にも十分与えられている。青年に、いつでも神の約束に対しては、自分たちのためにそれを行って下さるようにと嘆願させなさい。神は、そのひとり子イエスが人間としての必要から、ご自分に必要なものを求めた時に、この方のためになされたのである。御父が、霊的にもっと豊かな経験をもつ人々のために用意しておられるあらゆる祝福は、イエス・キリストを通じて子供や青年のためにも用意されている。」(ユース・インストラクター1894年8月23日)
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