「自然の美」

 「主よ、あなたのみわざはいかに多い事であろう。あなたはこれらを皆知恵を持って作られた。地は穴たの造られたもので満ちている。」(詩篇104:24) 

 無限の力を持ち、大いなる恵みとあわれみと愛に富まれる神がこの地を創造し、生命と喜びで地上を満たされたことを自然が証明している。こうしたむしばまれた状態においてなお、万物は「大芸術家」の手のわざを表わしていて、どちらを向いても、わたしたちは神の声を聞き、神の恵みの証拠を見ることができる。
 低くなりとどろく雷の荘厳な響きや、絶え間ない海の波の音をはじめとし、森の中にメロディーをひびかせる小鳥の楽しい歌声にいたるまで、自然のあらゆる声が神を賛美している。また地も海も空もすばらしい色彩をこらし、目のさめるような配合や、美しく調和した混合色のうちに神の栄光をながめるのである。いつも変らない丘は神の力を語り、緑の旗を太陽になびかせている木々や優美な花も、創造主の力を示している。褐色の地上を敷きつめている新鮮な緑は被造物の中で最も低いものに対する神の保護を物語っている。海の洞窟や地中の深い所に神の宝がある。海中に真珠をちりばめ、岩の間に紫水晶や緑玉を飾られた神は、美を愛されるおかたである。空にのぼる太陽はすべての被造物の生命であり、光である神を代表するものであり、地を飾り、天を照す、あらゆる輝きと美が神を物語っている。(ミニストリー・オブ・ヒーリング383、384)
 すべての被造物は、神の完全さについて栄光を告げている。人間の利己心よりほかには、自分だけのために生きているものは何もない。空中を飛ぶ鳥も、地上を動きまわる動物も、すべて何かほかの生命のために奉仕している。どんな森の木の葉もどんな小さな草の葉も、それぞれ奉仕している。……花はかおりを放ち、その美しさをあらわして世の人々の祝福となる。太陽は光を放ってもろもろの世界をよろこばせる。海はすべての泉のみなもとであるとともにまたすべての土地の水の流れを受け入れるが、それは与えるために受けるのである。海面から立ちのぼる霧は、地から芽が出るように、土地をうるおすために雨となってくだる。(各時代の希望上巻2、3)


http://www.sda1888.com/
聖書のお話ブログ BIBLE STORY BLOG
http://dailydevotion.jugem.jp/?eid=126


 ブログ村ランキングに参加しております。
もしよろしかったら、クリックお願いいたします。

 ↓↓↓  

にほんブログ村 哲学・思想ブログ プロテスタントへ
にほんブログ村