「読書」

「多くの書籍を研究のために集める事は、あまりにもしばしば、神と人
間との間に、思考力を弱め、既に得たものを吸収できないようにする大
量の知識を、さしはさむ。頭脳が消化不良を起こすのである。人間は、
これらの多くの著書と、命のみ言葉との間を正しく選択し得るように知
恵が必要であるが、それは、神のみ子の肉を食し、血を飲むためである。
兄弟たちよ、低地の流れは捨てて、レバノンの清水に来なさい。消化
できない大量のものを、頭に詰め込んでいる間、あなたは決して神の光
のうちを歩む事はできない。もう今は、天の助けをいただき、精神にみ
言葉の感銘を受けさせる決心をすべき時である。あまり読書にふける事
はやめよう。もっと祈り、命のみ言葉を食べよう。頭と心に、より深い
恵みの働きがなされなければ、われわれは決して神のみ顔を仰ぐ事はで
きない。」教会へのあかし66,67