「永遠で不変」
「さあ、われわれは、永遠に忘れられることのない契約を結んで主に連なろう。」（エレミヤ50:5）
契約は、ある条件を満たすために、当事者相互を結合させる合意である。こうして人は神の御言葉に明示されている条件に従うために、神と契約を結ぶ。それゆえ彼の行為は、これらの条件を尊重しているか否かを示すものである。
人は神との契約に従うことによってすべてのものを手に入れる。神の属性が人に与えられ、他を憐れみ、同情できるようにさせる。神の契約は、わたしたちにこのお方の不変の品性を保証する。……わたしたちは自分のために、神のご要求とわたしたちの義務が何であるかを知らなければならない。神の契約の条件は、「心をつくし、精神をつくし、力をつくし、思いをつくして、主なるあなたの神を愛せよ。また、自分を愛するように、あなたの隣人を愛せよ」である。これが生命の条件である。キリストは「そのとおり行いなさい。そうすれば、いのちが得られる」と言われた（ルカ10:27,28）。（SDAバイブル・コメンタリー7巻932）
神の律法は、ご自身の指で石の板に刻まれ、決して変わることも捨てられることもないものとして表された。それは、永遠の時代を通して保存される神の統治の不変の原則なのである。……キリストは人間が神のみ姿に回復することができるようにと、命を与えられた。人間を真理に服従するように導く力は神の恵みである。（教師、両親、生徒への証248,249）
兄弟方、万軍の主なる神に結びつきなさい。主を畏れなさい。……悩みの時はわたしたちの前にあるが、もしわたしたちが高位を争うことをしないで、クリスチャンの交わりの内に共に立つならば、神がわたしたちのために力強く働いて下さる。……
主はわたしたちのすべての必要をご存じである。このお方はすべての力を持っておられる。このお方は、ご自分の僕が必要とする能力を与えられる。このお方の無限の愛と憐れみは弱ることがない。このお方は、全能者の威光を情け深い羊飼いの優しさと配慮に結びつけられる。わたしたちは、このお方がご自分の約束を果たされないのではないかと心配する必要がない。このお方は永遠の真理である。このお方は、ご自分を愛する者たちと結ばれた契約を変えることは決してなさらない。ご自分の教会に対してなされたこのお方の約束は永遠に堅く立つ。このお方はご自分の教会を、とこしえの誇り、世々の喜びとされる。」（教会への証8巻38,39）
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