156「結婚制度の蹂躙」1


 「彼はその先祖の神々を顧みず、また婦人の好む者も、いかなる神をも顧みないでしょう。彼はすべてにまさって、自分を大いなる者とするからです。」ダニエル11:37
 ここにある「婦人」という文字のヘブル語はまた「妻」とも訳すべき語である。監督ニュートン氏は「本節の場合は『妻の希望』と訳す方が正しい」といっている。これはこの政府が神の存在を否定すると同時に、神の制定される結婚制度を蹂躙することをいったもののように思われる。そして多分歴史家はこの事を知らずに言ったのであろうが、もしそうであるとすれば有意義である。すなわち歴史家はこの政府が預言に示されたように、無神論をとなえ、また男女間の節操を乱したことを伝えている。
 「人生において最も神聖であるべき夫婦関係は、同じ期間にその当時の極端な思想を入れて一変してしまった。すなわち結婚は二人の男女が相愛している間のみ束縛するところの法律上の契約であると宣言した。著名な喜劇俳優マデモイッセル・アーノルドが『結婚式は姦淫の宣誓である』と言ったのは、当時の人々の意向を穿った言葉である。」(Scott’s Napoleon,Vol.1, Chap.17.)・・・続く

http://www.sda1888.com/
聖書のお話ブログ BIBLE STORY BLOG



 ブログ村ランキングに参加しております。
もしよろしかったら、クリックお願いいたします。

 ↓↓↓  

にほんブログ村 哲学・思想ブログ プロテスタントへ
にほんブログ村