「天と故郷を切望する」

 「わが魂は絶えいるばかりに主の大庭を慕い、わが心とわが身は生ける神にむかって喜び歌います。」(詩篇84:2)

 ああ、来たるべき世の大いなる関心事が正しく認識されるとよいのだが。なぜ人は、神の御子の非常に高い値によって買い取られた魂の救いについて、無関心なのだろうか。
 人の心は聖霊の住居となることができる。理解を超えたキリストの平安があなたの魂に宿り、このお方の恵みの改変する力があなたの生活に働き、あなたを栄光の宮廷にふさわしい者としてくださるように。しかし、もし頭脳と神経と筋肉のすべてが、自己に仕えるために用いられるならば、あなたは神と天をあなたの生活の第一の考慮すべき事柄とはしていないのである。……
 目が天に一筋に向けられているなら、天の光は魂を満たし、地上の事柄は些細なことに思われて心を引き付けることがなくなるであろう。心の目的は変えられて、イエスの命令を聞くようになる。……あなたの思いは永遠の大いなる報いに留められる。あなたのすべての計画は将来、すなわち不死の命に関連してなされる。……聖書の宗教は、あなたの日毎の生活に織り込まれるのである。(レビュー・アンド・ヘラルド1888年1月24日)
 真の宗教を持っていると公言しているある者たちは、悲しいことに、天への道を指差すために神から与えられた手引書を無視している。彼らは聖書を読むかもしれないが、人間によって書かれた言葉を読むように神のみ言葉を単に読んでいるのであって、表面的な知識しか得ることができない。……もしわたしたちが神のみ言葉によって養われることによって、キリストの宗教を受けることをしないのなら、神の都に入る特権を得ることはできないのである。わたしたちは地上の食物だけを食べて生き、世俗的な事柄を愛するようにわたしたちの嗜好を訓練することによって、天の宮廷にふさわしくなくなるのである。わたしたちは、天を循環している純粋な天の流れの価値を理解することができないのである。天使の声と彼らの竪琴の音楽は、わたしたちを満足させることができない。天の科学は、わたしたちの思いに不可解に思われる。わたしたちは、キリストの義を飢え渇く必要がある。わたしたちは、天使の社会にふさわしい者とされるには、このお方の恵みの改変させる感化によって、形づくられる必要がある。(同上1897年5月4日)
 天でくつろぐためには、わたしたちは地上において、わたしたちの心に天を持たなければならない。(教会への証4巻442)

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