「わたしたちが優るために」

「正しい人は隣人に優る。しかし悪しき者の道は隣人を堕落させる。」(箴言12:26)(英文訳)

 「主はご自分の僕が、生活と品性において他の人々に優ることを求められる。このお方は、ご自分に仕える者たちの掌中にあらゆる供給を置かれた。全宇宙は、クリスチャンを賞、すなわち、不死の冠を得るために、勝利するために努力し、自分の前に置かれた競争を走る者として見守っている。しかし、キリストに従う者と公言する者が、勝利することと負けることがすべてであるこの大いなる競走において、自分の動機がこの世の者の動機に優るということを示さないならば、彼は勝利者には決してなることがない。彼は聖霊の力を通して、豊かに備えられている恵みによって、世と肉と悪魔に勝利するために、委ねられているすべての力を用いなければならない。……
 勝利者になりたい者は、救いの代価を熟考し計算すべきである。人間の強い情欲は抑制されなければならない。独立した意志は、キリストにとりこにされなければならない。クリスチャンは、自分が一人ではないということを悟るべきである。彼は誘惑に抵抗し、自分の傾向に対して戦わなければならない。主は中途半端な働きを受け入れられないからである。このお方は、偽善を憎まれる。キリストに従う者は、目に見えないお方を見ているように、信仰によって歩かなければならない。キリストは彼の最も大切な宝、彼のすべてのすべてとなる。
 この経験は、キリストの名を公言している者たちには不可欠である。なぜならその感化が振る舞いに浸透し、クリスチャン生涯の感化が他の人々を聖化するからである。仕事上でのつながり、クリスチャンの交わりにおいて、世の人々はキリストの恵みによって聖化される。そして彼らがいる所ではどこでも、道徳的雰囲気が作られ、それは善のための力となる。なぜならそれは主の霊を吹き込むからである。
 キリストの思いを持っている者は、自分の唯一の安全な道は、イエスのそば近くにいることであり、命の光に従うことであるということを知っている。彼は、クリスチャンの品性の完全に到達することを妨げる働き、また仕事に携わることをしない。……「兵役に服している者は、日常生活の事に煩わされてはいない。ただ、兵を募った司令官を喜ばせようと努める」(テモテ第二2:4)。」(レビュー・アンド・ヘラルド1896年6月16日)

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