SDAと宗教統一運動６
Ⅱ．ローマ・カトリック教会との更に密接な関係：
多くのアドベンチストたちはローマカトリック教会に対するＳＤＡの態度の変化に驚きを感じている。次の事実はそのことを物語っている。
１．法王権に対する新しい洞察
ＳＤＡ教会の出版物は次のように述べている。
｢プロテスタントのクリスチャンとして、法王ピウスXII世の発言を考慮する特、私たちは、すでに世を去った法王の敬虔で品位ある人格に敬意を表わすのである。『従順と平和』がモット一であったヨハネXXIII世は困難な時代にカトリック教会を指導してきた。私はこのような法王のためにプロテスタント教会の折りが必要であると確言する。法王の決意が彼よりすぐれたお方の御前に受け入れられるように祈る！｣‐Jugendleitstern(German-SDA paper),1959年1月
２.カトリック教会でのセブンステー・アドベンチストの聖歌隊（インドネシア）
ＳＤＡ教会の出版物から
インドネジアのマゲラン市にあるカトリック・イグナチウス教会は、私たちの極東支部アカデミイ（シンガポール）のウェイ・シンガース［Way Singers]の賛美を聞くために1,700の人々で満ちた。｣-Adventecho[German SDA paper], 1973年10月1日.
３. 連合一信仰聖歌隊(インド)
｢インドで初めて、プロテスタント教会とカトリック教会との連合聖歌隊が、ニューデリー市でインド赤十字のための基金設立のための連合音楽会を開いた。聖ハートカトリック教会の聖歌隊は、英国国教会、メソジスト教会、セブンスデー・アドペンチスト教会、またその他の教会とニューデリー市立合唱団と共に歌った｣-Universe[England]､1963年1月4日
４. マラナタ・フライツ・インターナショナル(アラスカ州のコデアク島)
ＳＤＡ教会の出版物から
｢セブンスデー・アドベンチスト教会は投資計画に協力している。コデアク・カトリック教会の教区長であるＳ・オドノグエ神父はマラナタによって捧げられた装備をマリヤ・パリス学校に献納した。 ・・・親交は真実である。オドノグエ神父は、朝の礼拝で説教し、セブンスデー・アドベンチストセンターの成功のために祈る。彼と聖ハートの姉妹たちは働き人と共に食し、マラナタがやっているように人々を励ます宗教に熱烈な関心を示している。オドノグエ神父は、ＳＤＡ教会の新しい礼拝堂の新築記念礼拝に出席するように招待された。｣-Gleaner[official organ of the North Pacific union Conference],1975年8月18日
５. 教団の壁は除去された（アジア援助組織〔Asian Aid organization）
ＳＤＡ教会の出版物から
「この問題について望ましいことは、教団の壁を除去したことである。毎年新しい役員選挙のための集会で新しい役員が選ばれた。この委員会はカトリック教会員が二人、長老教会員が一人、英国国教会員が一人、ペンテコステ教会員が一人、そしてセブンスデー・アドペンチスト教会のオーストラリア生まれの中国人四人『彼らは必要性を感じてこの計画に参加した』で構成されている。」-Australiasian Record［Australian SDA paper］. 1973年9月3日…続く。
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