「他の人々を助ける」

 「物惜しみしない者は富み、人を潤す者は自分も潤される。」(箴言11:25)

 「キリストは渇いているわたしたちに、自由に水を飲むように命の水を示される。わたしたちがそうする時、わたしたちの内にはキリストがおられ、泉のように、永遠の命に至る水が、わきあがるのである。その時、わたしたちの言葉は十分に潤う。わたしたちは他の人々を潤す準備ができるのである。」(教会への証6巻51)
 「人は、ひとたびキリストに来るやいなや、イエスはいかに尊い友であるかを他の人に知らせたいと望みます。人を救いきよめる真理は、どうしても心のうちに秘めておくことはできません。私どもがキリストの義の衣をまとい、内住する聖霊の喜びで満たされているならば、黙っていることはできないはずであります。もし、主の恵みを味わい悟ることができたならば、なにか言いたくなるものです。……
 他人を祝福しようとする努力は、かえって自分自身の祝福となってもどってきます。神が私どもをあがない、計画の一部に携わらせてくださるのはこのためであります。……
 もし、キリストがそのでしたちに望みたもうたように働き、主に魂を導こうとするならば、私どもは神についていっそう深い経験と更に広い知識の必要を感じ、飢えかわくごとくに義を慕うようになります。こうして神に求めるならば、信仰は強められ、魂は救いの泉から思う存分飲むことができます。反対や試練に会えば、かえって聖書に親しみ祈るようになり、ますます恵みとキリストの知識に成長し、豊かな経験に導かれるのであります。
 おのれを忘れて他人のために働く精神は、その人の性格に深さと落ち着き、キリストのようなうるわしさを加え平和と幸福をもたらします。かれの抱負は高められ、怠惰とか利己心の余地はなくなります。こうして、クリスチャンの美徳を実行する人は成長し強くなり、神のために働きます。かれらは、はっきりと霊的のことを理解するようになり、動揺することなく、信仰に成長し祈りに力を増してきます。神の霊が人の心にふれて働くと、それに答えて、心は美妙な音をかなでます。このように、他人の益のためにわれを忘れて働く者は、必ず自分の救いを全うするのであります。恵みに成長するただ一つの方法は……助けを必要としている人に、私どもの力の及ぶかぎり助けと祝福を与えることであります。」(キリストへの道106-109)

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