「目標を視野に入れて」
「目標を目ざして走り、キリスト・イエスにおいて上に召して下さる神の賞与を得ようと努めているのである。」（ピリピ3:14）
「『あなたがたは知らないのか。競技場で走る者は、みな走りはするが、賞を得る者はひとりだけである。あなたがたも、賞を得るように走りなさい。しかし、すべて競技をする者は、何ごとにも節制をする。彼らは朽ちる冠を得るためにそうするが、わたしたちは朽ちない冠を得るためにそうするのである。……』（コリント第一9:24-27）。特別な名誉と考えられていた月桂樹を得るために競技場で走る者たちは、すべてのことにおいて節制し、そうすることで彼らの筋肉、彼らの頭脳、また体のあらゆる部分を走るための最高の状態に置いた。……一人だけが賞を得た。しかし天の競争においては、すべての者が走り、すべての者が賞を得るのである。それには不確かさも、危険もない。わたしたちは天の恵みを身につけ、不死の冠に目を真っ直ぐと向け、わたしたちの前に模範なるお方を常に置かなければならない。……わたしたちは、わたしたちの神なる主のへりくだりと自己犠牲のご生涯を、常に見ていなければならない。そしてこのお方を模倣することを求め、わたしたちの目を目標なる賞に目を留める時、わたしたちは確実にこの競技で走ることができる。」（教会への証2巻357,358）
「もし啓発された良心によって制御されず、神を恐れることをしない異邦人が、滅びゆく冠と群衆の称賛のためだけに困窮と訓練に屈服し、自分を弱めるあらゆる放縦を拒むとしたら、不死の望みと天の是認のためにクリスチャンの競技で走る者たちはそれ以上に、道徳を低下させ、知性を弱める健康によくない刺激物や放縦を快く拒み、動物的食欲と情欲を高尚な力に服従させるべきではないだろうか。……神と天使たちは非常に大きな興味をもって、クリスチャンの競争で走る者たちの自己否定と自己犠牲と苦しい努力に注意を払っている。……
良く均整のとれた思いと健全な道徳を持つために、神のみ言葉の条件に完全に従い、肉体的活力と体の活動を保つ責任を感じるすべての者にとって、競争は不確かではない。彼らは皆、賞を得ることができ、朽ちることのない不死の栄光の冠を勝ち取りそれをかぶることができるのである。」（教会への証4巻34,35）
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