積極的な自制心

 「彼はしえたげられ、苦しめられたけれども、口を開かなかった。ほふり場にひかれて行く小羊のように、また毛を切る者の前に黙っている羊のように、口を開かなかった。」(イザヤ53:7)

 「ある種の人々は自制心なしに過ごしてきた。彼らは気分や舌を抑制したことがないのに、そのうちの何人かはキリストに従っていると主張しているが、そうではない。イエスはそのような模範を彼らに示されなかった。
 ・・・・ある人々は神経質で、挑発を受けると、言葉にも精神にも自制心を失い始め、大酒のみが酒を飲んだ時のように、怒りに我を忘れる。彼らは理性を欠いており、容易に説得されたり納得したりしない。彼らはまともな判断ができない。サタンがその間、完全に支配しているからである。これらの怒りの表明の一つ一つは神経組織と道徳力を弱め、別の挑発に対して怒りを抑えるのを難しくする。
 この主の人々に唯一の治療薬がある。それはあらゆる状況のもとでの積極的な自制である。自分が煩わされない都合のよい立場をとる間しばらくは成功しているように見えるが、サタンはこの哀れな魂をどこで見つけたらよいのかを知っており、その弱点を繰り返し攻める。彼らは自己のことを考えているかぎり、絶えず悩まされる。・・・しかし彼らにも希望がある。争闘と気苦労の激しいこの世の生活が、キリストとの交わりに入れられ、もう自己が最高位をやかましく要求することがないようにさせなさい。・・・彼らは『わたしは不正を行いました。許して下さいますか。神は、わたしたちが怒ったまま日を沈ませてはならないと仰せになっていますから』と率直に言って、自分自身をへりくだらせなければならない。これが勝利への唯一安全な道である。多くの人は・・・自分の怒りを大事に育て、復讐心にもえて、不愉快な感情に満たされる。・・・このような悪い感情に抵抗しなさい。そうすれば同胞との交わりに大きな変化を経験するようになる。」(ユース・インストラクター1886年11月10日)
 「自己が最高位を求めて争うのを止めて、聖霊が心に働かれる時、魂は完全に無抵抗になるので、その時神のかたちが心に反映する。」(原稿176,189年)


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