「正直」
「わたしたちは、主のみまえばかりではなく、人の前でも公正であるように、気を配っているのである。」(コリント第二8:21)
「あらゆる仕事上の取引において、わたしたちは光をはっきりと輝かせなくてはならない。ずるい取引をしてはならない。あらゆることが厳格な高潔さをもって行われるべきである。ずるい取引でわずかのお金を得るよりは、財政上いくらか失う方が良いのである。わたしたちは公正な取引で最終的に何も失うことはない。わたしたちはこの世で神の律法に従って生き、品性を神のかたちに似たものへと完成しなければならない。すべての実業は、信仰を持っている人々とであっても、信仰をもっていない人々とであっても、公明正大で正しい原則に基づいて行わなければならない。あらゆることを神の律法の光に照らして見るべきであり、不正手段や二枚舌、策略の気配すらなくすべてのことを行わなければならない。」（ＳＤＡ・バイブル・コメンタリー3巻1158）
「アカンはバビロンの上着と金や銀で作ったつまらない宝のために、自分自身を悪魔に売り渡し、自分の魂に神ののろいをもたらし、カナンでの豊かな領土への権利を失い、新地における来たるべき永遠の嗣業についてのあらゆる可能性を失うことに同意した。彼は本当に不正利得のために恐ろしいほどの値を支払ったのである。」(サインズ・オブ・ザ・タイムズ1881年5月5日)
「現代の悪い世で、正直さを養わなければならない。わたしたちは一度しかこの世を生きることはできない。どのような過ちを正すためにも後戻りはできないのである。だからあらゆる行動が信心深い畏れと、注意深い考え深さをもってなされるべきである。・・・
神がご自分の宝をお集めになる時、真実な者、率直な者、正直な者は神の選ばれた者、その宝となる。天使たちはそのような人々のために冠を準備しており、神の御座からの光がこれらの星のように輝く王冠から輝きを反射させるであろう。」（レビュー・アンド・ヘラルド1896年12月29日）
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