「人生のおける最善のものを選んだヨセフと選ばなかったサムソン」

  「すなわち、自分の肉にまく者は、肉から滅びを刈り取り、霊にまく者は、霊から永遠のいのちを刈り取るであろう。」(ガラテヤ6:8)

 「肉欲にふける誘惑ほど若い男性にとって危険であり、また致命的な誘惑はない。またこれに屈伏するなら、現世と永遠のために、魂と体に破滅をもたらすことをこれほどはっきりとはだれも証明できるものはない。彼の将来は完全に一瞬の決定にかかっている。ヨセフは静かに助けを求めて天へ目を向け、ゆるい上着を滑り落とし、誘惑者の手にこれを残す。その間彼の目は汚れた情欲の場所にあって、堅い決意で輝いていた。『とうしてわたしはこの大きな悪をおこなって、神に罪を犯すことができましょう』と彼は叫ぶ。勝利は得られる。彼は魅惑する者から逃れ、救われる。」(SDAバイブル・コメンタリー1巻1097)
 「危機の時サムソンはヨセフが持っていたのと同じ力の源を持っていた。彼は自分の好むままに正義でも悪でも選ぶことができた。しかし神の力強さをつかむ代わり、彼はその性質の荒々しい情欲が完全に支配するのを許した。思考力はゆがめられ、道徳が乱れた。神はサムソンを大いなる責任とほまれた有用性のある立場に召しておられた。しかし彼はまず神の律法に従うことを学ぶことによって、自分を抑制ることを初めに学ばなければならなかった。・・・自分が自分自身にもたらした誘惑・・・のもとでサムソンは情欲へのたづなをゆるめた。彼が入りこんだ道は恥と完全な失敗、そして死に至ることがわかった。ヨセフの歴史とは何と対照的であろうか。」(サインズ・オブ・ザ・タイムズ1881年10月13日)
 「すべての者は、さらされるわなのただ中で、頼るべき、力強く、信頼できる保護者を必要とする。・・・恵みの盾は、もっとも堕落させる影響力に取り囲まれていても、敵の誘惑に打ち破られないすべての者を守ることができる。堅い原則により、また神への確固たる信頼によって、彼らの徳と品性の気高さは輝くことができ、悪に取り囲まれいても、彼らの徳や、高潔さにしみを残す必要はないのである。」(霊の賜物3巻、145,146)


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