「聖書を研究する」
「これまでに書かれた事がらは、すべてわたしたちの教のために書かれたのであって、それは聖書の与える忍耐と慰めとによって、望みをいだかせるためである。」（ローマ15:4）
「神のご品性のすべてを雲と暗闇の中に隠すために、悪人と団結してきたサタンの激しい攻撃の中で、聖書は、堅く立ってきた。真に主はこの聖なる書を、ご自身の奇跡的な力で現在の形に、すなわち人類家族に天国への道を示すための案内書、また海図として保って来られた。・・・この御言は・・・その導きを研究しまたそれに従うことによって、ただ一つの魂といえどもその道を迷うことがないようにと、堕落した世界に住む住民に残された彼らへの案内書である。(イエスの証11,13)
今ほど、キリストに従う者が聖書を研究することが大切な時はこれまでになかった。人を惑わせる影響が四方八方にあるので、あなたは最も親しい友であるイエスに相談することが絶対に必要である。・・・ダビデは、『わたしはあなたにむかって罪を犯すことがないように、心のうちにみ言葉をたくわえました』と宣言している。どれほど多くの人が神のみ言を祈りつつ研究していないため、また罪の邪悪さに気づかずこれに堅く抵抗できることに気が付いていないため、罪に売り渡されている事であろうか。誘惑が来るとき彼らは油断しており、敵の策略に無知であるように見える。わたしたちは危険な時代に生きているので、地上歴史の閉じる時に近づくにつれ、神の御言葉に精通していない者は安全ではない。・・・震われる者は皆震われる。・・・神の子らは巡礼の旅におけるもっとも危険に満ちた個所へさしかかっている。敵のわなや落とし穴が四方八方にあるからである。けれども主の導きで、このお方のみ言の中にはっきりとあらわされている導きによって、わたしたちは安全につまずくことなく歩くことができる。・・・天からの声が御言の各ページの中でわたしたちに話しかけている。」（ユース・インストラクター1893年5月18日）
「神の御言への服従が、世界を滅びへと押し流している悪に対する唯一の保護手段である。」（家庭の教育607）
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