「品性の真の気質」

 「聖霊…… (は)わたしたちにあかしをして、『わたしが、それらの日の後、彼らに対して立てようとする契約はこれである』と、主が言われる。『わたしの律法を彼らの心に与え、彼らの思いのうちに書きつけよう』と言い」(ヘブル10:15、 16)

 キリストを信じる真の信仰を働かせる者は品性の聖潔によって、神の律法に服従することによってそれをあらわす。イエスの内にあるその真理は天に達し、永遠を達成することに彼らは気づく。クリスチヤンの品性はキリストのご品性をあらわし、恵みと真理に満ちていなければならないことを、彼らは理解する。彼らには恵みの油が与えられ、それは決して消えることのない光を維持するのである。信者の心の中におられる聖霊は、彼をキリストのうちに完全にする。男女が興奮するような状況下で、深い感動を覚えるからといって、クリスチヤンであるという決定的な証拠とはならない。キリストに似た者はその魂の内に深く、断固とした、辛抱強さがあり、しかも自分自身の弱さを自覚しており、悪魔に欺かれたり誤った方向に導かれたりすることがなく、自分に信頼しない。彼には神のみ言葉の知識があり、自分の手をイエス・キリストのみ手の内に置き、このお方をかたくつかんでいるときのみ安全でいられることを知つている。品性は危機のときに表れる。「夜中に、『さあ、花婿だ、迎えに出なさい』と叫ぶ声がした」とき、眠っていた乙女がまどろみから覚めたが、だれがその出来事のために準備をしていたかが分かった。どちらのグループも不意を襲われたが、一方は緊急のために用意をしており、他方は用意をしていなかったのが分かつた。品性は生活状態に表れ、緊急時に品性の本性が明らかにされる。何か突然の予想もしなかった非常な悲しみ、死別あるいは危機、何か予期しなかった病気や非常な悲しみ、魂を死に直面させる何かは品性の真の本質をあらわにする。それは神のみ言葉の約束を本当に信じているかどうかを明らかにする。(レビュー・アンド・ヘラルド1895年9月17日)

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