141「二人の証人とは何か」

 「彼らは、全地の主のみまえに立っている二本のオリブの木、また、二つの燭台である。」(黙示録11:4)
 これと同様の歴然としたたとえをゼカリヤ4:11〜14に見出すことができるが、この燭台の側に立つ二本のオリブの木は神の言葉を代表するものであるということが判明する。またダビデも「み言葉が開けると光を放って、無学な者に知恵を与えます。」「あなたのみ言葉はわが足のともしび、わが道の光です」と証している。(詩篇119:130,105)文字によるあかしは、言葉によるあかしよりもはるかに力強いものである。イエス旧約聖書について「この聖書は、わたしについてあかしをするものである」と言われ(ヨハネ5:39)、のみならずこの新約時代においても彼のわざが彼についてあかしをすると言われた。しかし彼のわざはどんな方法をもって彼についてあかしするのであろうか。地上生活をされたイエスと親しく交わりを結んだ弟子たちは身をもってイエスのあかしを立てたが、彼らの死後は新約聖書を通して彼のわざについてあかしするにいたった。このひとたび伝えられた御国の福音は、さらにまた全天下にあかしするために庶民に述べ伝えられるであろう。
 であるからこれらの事実から本節の二人の証人とは、新旧両期間にわたりキリストのあかしをなすところの証人、すなわち旧新約聖書であるかがわかる。

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